LiveCallが訪日観光客らの位置情報をリアルタイムに活用した遠隔対面コンシェルジュ機能を発表
スピンシェル株式会社は、遠隔コミュニケーションツールの「LiveCall(ライブコール)」に、オペレーターがお客様の現在地に即したガイドができる遠隔対面コンシェルジュ機能を追加したことを発表しました。
LiveCallは、ブラウザやアプリを通してお客様とビデオ通話/音声通話ができる遠隔コミュニケーションツールで、企業のカスタマーサポートや接客スタッフが遠隔にいるお客様とのコミュニケーション手段として活用しているほか、最近では遠隔医療分野においても応用されています。
今回発表された遠隔対面コンシェルジュ機能を活用することで、お客様の現在地周辺のおすすめスポットを遠隔から案内することができ、多言語コールセンターをはじめ、観光ガイドやホテルスタッフなど、旅行者向けのサービスを提供している企業または個人が、お客様ごとにパーソナライズされたコンシェルジュサービスを簡単に提供することが可能となります。
■お客様の現在地を検知
LiveCallを通して、お客様がオペレーターに連絡をする際に、お客様の位置情報をあわせて取得します。オペレーター側の画面には、お客様の現在地が受電時に表示されるので、通話が開始する前にお客様が今いるエリアを把握することができます。
■ オペレーター画面から周辺スポットを検索
遠隔対面コンシェルジュ機能を導入すると、オペレーター画面から地図を呼び出すことができるため、ビデオ通話をしながらお客様の現在地周辺のスポットをカテゴリー別やキーワードで検索することが可能です。検索結果は、そのままテキストチャットで送信することができます。
■ 任意のスポットをデータベースに登録可能
特におすすめしたいスポットをデータベースに登録できるので、自治体や地域コミュニティーの地域活性化に便利です。
■ 複数のおすすめスポットを束ねた『マイクロガイドブック』機能
おすすめスポットが複数ある場合は、オペレーターがそれらを一つにまとめて、旅行者一人ひとりのために作られたオリジナルガイドブックとして旅行者の端末に送信することができます。個々のガイドブック専用のURLが発行されるので、旅行者はビデオ通話後も自身の端末からガイドブックを簡単に参照することが可能です。
スピンシェル株式会社は、2011年からユーザー同士がお気に入りスポットを共有できる位置情報サービス「Habitat(ハビタット)を運営しており、今回の遠隔対面コンシェルジュ機能のリリースは、HabitatとLiveCallの融合をはかる取り組みです。LiveCallでは、Habitatのジオロケーションエンジンを採用することで、スポット共有やマイクロガイドブック作成などを容易にします。
スピンシェル株式会社の代表取締役・金田宏氏は次のように述べています。「2011年にリリースしたHabitatは、ユーザーが自分の生息地(habitat)にあるお気に入りスポットを共有できるサービスで、ユーザー同士がパーソナライズされたガイドを行うことを目的としています。音声またはビデオ通話機能をHabitatに組み込むことを構想していましたが、当時はテクノロジーが追いついていませんでした。リアルタイムのビデオ通話ができるLiveCallと融合させることで、Habitatで思い描いていた世界を実現できることをうれしく思っています。」
LiveCallでは、旅行・宿泊サービス事業者との協業をとおして、遠隔対面コンシェルジュ機能を活用したコンシェルジュサービスを展開していく予定です。旅行者は、必要な時に今いる場所からコンシェルジュサービスを受けることで、より便利でより安全な旅を楽しむことができます。
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